宮崎県内では知らない人がいないほど人気のやみつきの「ぎょうざの丸岡の餃子」をご紹介します。
―始まりは、お肉屋さん―
「丸岡食肉店」はお肉屋さんのお惣菜として餃子をつくることに。
その人気はじわじわと口コミで近所に広まっていきました。
平成元年、クール宅急便の普及により地方配送が可能になると全国各地で「丸岡のぎょうざはおいしい!」と評判を呼ぶようになりました。
店頭には朝から餃子を買い求めるお客さんの行列ができるようになり、お肉屋さんの片手間仕事では追いつかないと餃子専門店「有限会社 ぎょうざの丸岡」を設立しました。
今では、1日50万個を製造販売しています。
―素材―
餃子の素材はいたってシンプルにキャベツ、豚肉、にんにく、青ねぎ、調味料、そして手作りの皮。
豚肉は南九州産、キャベツ・にんにくは国内の契約栽培農家や市場から直接届き、ネギは100%自社栽培です。
自然のものを使うため、完全な固定したレシピというものはなく、素材の状態に合わせて微妙に配合を変えていかなければ「変わらない味」というのは作れません。
皮は、製法だけでなく小麦の品種、精麦の度合いまでも幾度とない試行錯誤を重ねて生み出した丸岡独自の皮です。
出来上がった餃子は、手作業で優しく丁寧にパック詰めをします。
新鮮な素材を包んだ“生餃子”なので賞味期限が短いのも逆に魅力の一つです。
丸岡の餃子は、焼いても、茹でても、揚げてもおいしいと大人気!
スタンダードな焼き餃子は、ちょっとしたコツを覚えれば「カリッ、ジュワー」のプロの味を家庭でも楽しめるようにと焼き方のレシピもついています。
ご飯にもおつまみにもぴったりな丸岡の餃子♡
パクパク何個も食べられる秘密は、少し大きめにカットしたキャベツがたっぷりだから♪
タレも特製のこだわりダレ♪
<直売所>
地域活性に繋がればと、鷹尾店の空きスペースに3年前に建てられた直売所には地元生産者さんが持ち込む新鮮なお野菜が並びます。
どれも手間暇かけて育てたお野菜ですが、とってもリーズナブル♪
その秘密は、地域への恩返しとしてぎょうざの丸岡は生産者さんから手数料や電気料など一切取らないそうです。
現在、7名の生産者さんが旬のおいしいお野菜を並べています。
生産者さんは皆さん口をそろえて、『お客さんが喜んでくれるのが歓び』とおっしゃいます。
設置からまだ2年ほどですがだんだんファンも増えてきて納品時に「この前のお野菜また出して、美味しかった~」と声をかけられることもあるそうです。
「愛情をかけて育てた分とてもうれしいですよ」と満面の笑顔でお話して下さった素敵な生産者さんたちのお野菜は、私も購入して食べたらやっぱりすごく美味しかったです(*´▽`*)
【有限会社 ぎょうざの丸岡】
・中町店 宮崎県都城市中町3-5 (TEL:0986-22-0101)
・鷹尾店 宮崎県都城市南鷹尾町16-1 (TEL:0986-26-3788)
・大根田店 宮崎県都城市志比田町7339 (TEL:0986-51-8989)
・三股店 宮崎県北諸県郡三股町大字蓼池3607-4(TEL:0986-53-4477)
その他の店舗情報→http://www.gyo-za.co.jp/access.html
取材協力:新井氏