宮崎で35年以上愛され続けるカレーの老舗「カレー倶楽部ルウ」
宮崎名物のチキン南蛮 × 濃厚カレー
宮崎名物チキン南蛮に
秘伝のとろとろ濃厚カレーを組み合わせた
宮崎ご当地グルメ&宮崎ご当地カレー
「チキン南蛮カレー」のお店として
全国のメディアなどに取り上げられるカレーの専門店。
カレー倶楽部 ルウの魅力・・・
名物チキン南蛮カレーは美味しいものに敏感な店主のアイディアと熱意から生まれた。
今から10年ほど前、カレー倶楽部ルウでは カレー屋の他、弁当店も合わせて運営していた。
ある日の賄いで、弁当店で余ったお惣菜のチキン南蛮をお店のカレーにのせて食べたところ・・
「う・旨い!!」
個性の強いカレーとチキン南蛮がぶつかるどころか、お互いの味を尊重しタルタルとカレーが絡み合って・・
絶妙な味に仕上がった。
ご当地グルメ「チキン南蛮カレー」の誕生だ。
今でこそ、全国各地にもファンが多く大人気のカレー倶楽部ルウだが、チキン南蛮カレーが生まれた当初、店舗は経営危機に陥っていたという。
それを救ったのは、他でもないカレー倶楽部ルウの店主
「ルウ王子」
だった。
店主であるルウ王子、小さい頃から何でも突き詰めないと気がすまない性格だった。
高校卒業後、目指したのは「役者」
東京で、俳優を目指す傍、某家電量販店の販売員のアルバイトもしていたという。
役者という職業柄、成り切る ことに長けていたルウ王子。
商品の良さを伝えるのではなく、お客様が商品を手にすると、どのような素敵な生活を送れるのか。
ワクワクするイメージを伝えていったところ、店舗では売上トップを誇り、アルバイトにも関わらず月1000万円もの売上をあげる販売員になっていたそうだ。
そのせいで、社員から冷たい目を向けられることもしばしば、それが嫌になり辞表をだしたところ、強引に社員にならないかと引き止められたエピソードもあるという。
その後役者を目指しながらも、職業を転々とするルウ王子。
ある時、人生の転機となる1本の電話がかかってきたという。
父からの電話。
「大好きな祖母が倒れた」と。
この電話を機に、役者の道を断念し、宮崎に戻った。
その当時のカレー倶楽部ルウ、お客様は入っているのに、なぜか利益があがっていない・・
当時弁当店・カレー屋二つの草鞋で経営しており、従業員の数が多いことにルウ王子は気づいたという。
従業員一人一人に頭を下げ弁当店を閉め、カレー倶楽部ルウを立て直すと決意したルウ王子。
そのタイミングでチキン南蛮カレーのアイディアも生まれた。
ルウ王子の快進撃
チキン南蛮カレーをPRするために何ができるのか。
2008年からルウ王子が目をつけたのが「ブログ」
仕事の合間をみて、1日20回更新したブログは、アメブロカレーランキング
4ケ月で、1702位から堂々1位になった。1日2万アクセス。
更にキャラを引き立たせるため行動した。
カレーと言えばキレンジャー
黄色のマスクをかぶりチキン南蛮カレーをPRする
「ルウ王子」が誕生した
SNSからチキン南蛮の魅力を甘いマスク♩と共に発信し
今では、TVや新聞ラジオなど様々なメディアで取り上げられるようになった。
更には、地域への熱い思いとその発信力に
「みやこんじょ大使」として都城の魅力の発信にも尽力をつくしている。
現在では、チキン南蛮カレーをブレない軸として、
地域の魅力(産物)を地域企業と共に商品開発し発信するなど様々な事業にも取り組んでいる。
写真は、都城の老舗 味噌・醤油「ヤマエ食品」とカレー倶楽部ルウが共同開発した「カレー専用みやこん醤油」。
今後もチキン南蛮カレー&ルウ王子の快進撃は続きます!!
カレー倶楽部ルウ本店に行くと、普通に・・・(普通???)
ルウ王子に遭遇できる・・かも♩♩
宮崎カレーを楽しく・オモシロく
全国へ!!
都城市パンフレット『ただいま わたしん地』
取材協力:カレー倶楽部ルウ (ルウ王子)
写真・記事:MISA
動画:ビィハピ × trimgraph
ソウルフードページ:https://behappiness.jp/gourmet/soul-food