都城市のお隣 北諸県郡三股町は、希少な国産ごまやアーモンドの生産やどぶろく、バイオ茶、黄金イクラなど美味しい食の宝庫です。
今回は、そんな三股町の特産品を使って美味しいお菓子やパンをつくる『十字屋』をご紹介します。
————————————
~新しさも だけど懐かしさも~
父の代から創業 37年
今までこの店を大事にしてくれたお客さんの好きな味を残したい。
そんなお客さんがより一層喜んでくれる美味しいお菓子を目指して新しさを取り入れます。
<みまたん ごまのお菓子>
何とごまのお菓子だけで11種類もあるんです!
ごまの種子だけでなく、葉や茎を使ったお菓子も♪
ごまの葉茎には、葉酸・ポリフェノール・カリウムなど身体に良い成分も豊富で、『栄養の採れるおやつ』なんです(*‘∀‘)
<セサミリーフケーキ>
宮崎産米粉を使用したしっとりふんわりの生地にはお茶とは一味違うほろ苦いごまの葉茎が練りこまれています。
ほろ苦と言っても渋みや雑味は一切なく、ごまの葉茎の風味がほんわか香る上品なお菓子です。クリームにもごまの葉茎が練りこまれ、黒ゴマプリンも入っていて、まさに みまたんごまづくし♡
<みまたんごまの葉茎 チーズ饅頭>
宮崎名物チーズ饅頭にもみまたんごまの葉茎♪
やわらかな優しい生地とごまの葉茎の程よい苦みで食べた後もまた食べたくなります。
<みまたんごまラスク>
お店の大人気の食パンでつくったごまラスクは、袋を開けた瞬間ごまの香ばしい香りに包まれます。
一口ザック…ザクザク…
噛むごとにごまの風味が口の中で弾けて、飲み込んだ後もこの余韻に浸りたくなる美味しさです♪
―三股町特産品を取り入れたきっかけ―
三股町には、生産者さんがこだわりを持ってつくった素晴らしい素材がたくさんあります。
空気や水も澄んでいる自然豊かな三股町で、特色のあるお菓子をつくりたい!そう思ったとき、この地域の素材を活かさない手はないと思いました。
地元の人が、丹精込めてつくったモノですから、それもあってより美味しく喜ばれるお菓子に仕上げたいと思うのです。
三股町のごまプロジェクトでごまのお菓子をつくり始めたことで、改めて三股町の魅力を知ることができました。
―三股町の魅力―
〝人があったかい″
お客さんが本当に優しいんです。
地域の人が大事にしてくれて、応援してくれる。
いろいろな人に支えられてもらっているからこそ、いい仕事をしていいモノをつくりたい、お客さんに喜ばれることが喜びと思えるのです。
―家族4人5脚―
一代目の父と母に応援してもらいながら奥さんとの4人5脚。
半人前だからお互い支え合って、一緒に勉強して。たまに他店のお菓子屋を回ったり、言い合いもしたり。
一気にではなく、背伸びしないでパンクしないように自分たちのペースで歩んでいきます。
新商品をつくるのが前よりもっとわくわくが増えました。
結果は良いも悪いもあるけどやらなければどんな結果も出ないから日々勉強です。
お客さんの言葉に元気とやる気をもらい、頑張るパワーに変えるんです。
やっぱり『美味しかった』と言われるのが一番うれしい。
気持ちを込めて時間をかけて作ったキャラクターの誕生日ケーキをお客さんが見た瞬間 わぁ!っと感動してくれるんです。やりがいのある仕事です。
十字屋
パンは約25種類・食パン、塩パンが特に人気です。
生菓子 約15種・昔ながらの懐かしいモンブランは、長年のファンに愛されています。
焼き菓子も約30種と豊富で贈り物にも喜ばれます。
夏は、ゼリーなど冷たいデザートもいっぱい♪
十字屋の真心こもったお菓子で三股町の魅力を再発見しましょう(*´▽`*)