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高千穂 農家のごちそうバル@ラディッシュセブン レポート

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楽しいこと、オモシロイこと、食べること 都城らへんの人・モノ・コトを私目線でご紹介します。

高千穂 農家のごちそうバル〜高千穂牛と高千穂食材・五穀豊穣ディナー

 

宮崎市ラディッシュセブンさんの取り組み「農家のごちそうバル」。

「宮崎の各市町村の特産や農家さんの食材を使用したディナー」+「農家さんのトークセッション」という生産者、消費者をラディッシュセブンが繋ぐ取り組みです。

2013年10月。新富町を第1回目として、今回10回目の開催ということでビィハピよりレポートです。

 

昨日9月15日、十五夜に開催された農家バル。
今回は昨年12月に世界農業遺産にも認定された高千穂峡地域の農家の方々にスポットをあて「神様とくらす町・高千穂町」の農家バルです。

 

 

高千穂と言えば、高千穂神楽の舞。

三十三番の神楽の中から代表的な「戸取の舞」から農家バルスタート!!

 

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大迫力の舞。

今回の神楽の舞、生産者である高千穂牛繁殖牛農家 田邊貴紀さんが披露してくださいました。

高千穂峡地域の方々は、小さい時から神楽を舞う伝統があるのだそうです。

 

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国の重要無形民族文化財に指定されている高千穂の夜神楽。

例年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内二十の集落で夜通し奉納されます。

詳しくは→こちら

 

 

今回のお料理、「うけつぐ」をテーマに「神楽・岩戸5番」に沿って進行するコース料理〜

ラディッシュセブン佐藤シェフ、今回のメニューの創作に苦労されたようですが、「古事記」を勉強され神楽をモチーフに、「岩戸5番」に沿って進行するお料理のコースを組み立てられたということです。

 

◆ 一皿目はこちら「伊勢神楽(いせかぐら)」

 

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●じっくり煮込んだ佐藤孝輔さんの高千穂牛

●高千穂早生栗おこわ

●甲斐さんのほうれん草とトマト、四角豆、菊花の神楽巻

●濱山さんのきゅうりの漬物

●高千穂大根のマリネ

 

高千穂の大地と田畑を耕す榊(さかき)に見立てたお料理です。

 

 

◆ 柴引(しばひき)

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 ●高千穂 棚田米粉のミルエピレット「榊」

 

 

◆ 手力 雄(たじからお)

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●高千穂焼きナスと佐藤 祥三さんのピーマン、濱山さんのきゅうりのテリーヌ

●ぼんだらのソースと甲斐さんのほうれん草のディップで

●甲斐さんの釜炒り茶のバケット添え

このお料理は高千穂峡の棚田をイメージしているそう。

 

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ところで…「ぼんだら」ってご存知ですか??

高千穂峡の伝統食なのだそうですが、

高千穂峡はご存知のとおり自然豊かな山々に囲まれています。

昔は海のものを手に入れるのが大変難しく、東北や北海道から手に入れたスケトウダラを塩漬けにして乾燥したものがとても貴重だったそうです。

乾燥したタラを何日も何日もふやかし、手間暇かけて戻したものだそうで、お盆に食べるから「ボンダラ」。

高千穂でしか売れないと言われるほど臭いそうなのですが、その臭さが、お盆がきた!と感じる懐かしい臭いなのだそうです。

因みに今回いただいた、ぼんだらのソースは全く臭みがなく美味しかったです–

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◆ 鈿女(ウズメ)

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●本願さんのフレッシュトマトとあまてらすの娘たちのトマトマリネを合わせたパスタポモドーロ。

 

 

◆ 戸取(ととり)

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●パン リュスティックで作る岩石とあまてらすの娘たちが作るキンカンセミドライ

●佐藤さんの高千穂牛ステーキ

 

あったかいうちに、お肉たべなくちゃ…

美味しい〜〜〜〜〜〜〜っ

幸せ

ん?きんかん??…

入ってなくない??

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なるほど!

食べる私たちが手力雄となって、岩石をはらいのけ(食し)、あまてらす(きんかん)を外に出して。

きんかんの甘さと牛の旨味を一緒に味わう。

楽しい。美味しい。

 

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楽しいお料理と共に、高千穂町の農家さんのトークセッションです。

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真ん中の女性お二人は、農家をしながら、高千穂の農作物をつかった加工品をつくるグループ「T-キッチン」を運営されている。

先ほどご紹介した、ボンダラ。

高千穂の伝統食を守りたいと缶詰を作られたそう。

タラは東北のもの。ならば高千穂で作っている「たけのこ」を入れて。

試行錯誤し手間暇かけて作られた缶詰。

高千穂ではもちろん、ラディッシュセブンでも購入できるそう。

気になります。

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今回のテーマは「うけつぐ」

トークセッションも若い生産者達にうけつがれました。

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世界農業遺産と認定された高千穂峡。

認定の決め手は「地域の絆の強さ」 だったそうです。

 

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トークと共に運ばれてきたのは〆のお料理

◆ 舞開(まいひらき)

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●焼き鱈と甲斐さんの釜炒り茶の棚田米お茶漬け

●高千穂の川海苔添え

 

今回飲み放題のドリンクも高千穂峡の産物が振舞われました。

 

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●高千穂の焼酎や濁酒 千穂まいり

 

 

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●釜炒り茶生産者 甲斐 雅也さんの水出し茶

 

 

そして、デザート、こちらもビックリ美味しでした

 

◆ 雲下し(雲おろし)

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●高千穂渋皮栗のグラスブリオッシュ添え

●雲に見立てたバーバパパと高千穂きな粉のフルドネージュ

 

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雲の中からグラス(アイスクリーム!)

 

 

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最後には生産者 甲斐 雅也さん自ら釜炒り茶をいれてくださっていました。

 

素敵な演出と美味しさ、生産者さんの思いとともに味わう高千穂峡 農家バル。

大満足の充実した時間を過ごさせていただきました。

 

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そして、10回目を迎えた「農家のごちそうバル」ラディッシュセブンさんの取り組み。本当に素晴らしいです。

これからも益々宮崎の「食」を盛り上げてください。

 

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レポーター:農家のごちそうバル ファン フジタカでした。

 

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