第5弾となる創りてさんは、 おかもと自然署農園 代表 ・Seed(都城生産者コネクション)代表理事の岡元 孝仁さんです。
岡元さんと待ち合わせしたのは久味木自治公民館(簑原町)☆
今回はナビで一発到着♪
待っている間、あじさいが彩る公民館をぶらぶら~
ッと目に留まったのは〝牛馬神″様!
石碑の横には、岡元さんのご先祖様のお名前も発見!
なんだかいい日になりそうな予感♡
岡元さん到着後、農園へGO――☆
HARUKA 「岡元さん、いい色に焼けてますね~。この時期の若手農家さんは県外に 行くと『サーフィン焼け?』って聞かれるそうですね。」
岡元氏 「言われますよ(笑)。僕の場合、若くはありませんが…(爆)
この圃場は、先日小麦を収穫したばかりで。私が生まれる前の話ですが、ここ都城でも小麦栽培は盛んに行われていたそうですよ。」
HARUKA 「小麦ですか?!わたし、都城に小麦のイメージはなかったですねぇ。」
岡元氏 「自ら育てた小麦でパンを作りたい。
そしてそのパンを子供たちに食べさせたい。そんな思いから始めた小麦栽培です。
近年の異常気象による作物への影響。
そんな不測の事態に対し、この小麦で収益の1割でも2割でも補えればと考え、昨年より生産者や商工業者との連携により地域の新たな産品の創出を目指す〝小麦BootCamp”をスタートさせました。
興味のある方は是非、参加していただきたいですね。 間もなく〝小麦BootCamp Season2”が始まります。」
HARUKA 「その他どんなお野菜を作ってるんですか?」
岡元氏 「現在は、自然薯を中心に年間150種類以上の路地野菜や果物、穀物などを栽培しています。自分が食べてみたいとか、食べておいしいと思った野菜は作りますね。
農薬や化学肥料を使用しない農家さんは全国に山ほどいます。
だから、自分の野菜は他と何がどう違うのかをきちんと相手に伝えられなければならない。そのためにも自分の野菜の味を、まずはしっかりと自分自身が知らなければいけないんです。相手にもオススメのおいしい食べ方や保存方法などもお伝えして。やっぱり一番は、おいしいものを食べてもらい“しあわせ“を感じてもらいたいから。」
HARUKA 「料理もされるんですね!ちなみに定番の質問なんですが得意料理は??」
岡元氏 「ん~なんだろう。全般的に料理はしますね。あ、でもやっぱり〝ガネ”ですね!子供のころから我が家のがねのつなぎは小麦粉や米粉、卵などは使わず100%自然署だったんですよ。
だからフワフワしているガネが、岡元家の味なんです。
一昨年から関之尾で開催される”ガネコンテスト“に出場しているんですけど、この自然署100%のガネを提供し、食べた人が”おいしい“と、また買いに来てくれるんですよ。自然署たっぷりですから赤字覚悟ですけど(笑)。」
HARUKA 「すっごぃ贅沢―♡ 絶対おいしい!!それは食べたい!!やっぱり岡元さんといったら自然署ですよね♪子供のころから農業に関心があったんですか?」
岡元氏 「全くありませんでした。たまにする手伝いも、めんどくさいなーって思ってたし、中学、高校では部活ばかり。。。。」
HARUKA 「岡元さん、因みに高校はどちらなんですか?」
岡元氏 「農業高校です。」
HARUKA 「農業高校なんですね♪わたしもです!先輩じゃないですか♪農業高校に行ったのは農業を継ぐためですか?」
岡元氏 「高校は農業土木科でその後、大学の工学部に入り、設計コンサルに勤めました。両親からは、農業をしてほしいとの話は全くなかったですね。親は農業の大変さや苦労を知っているから、安定した職種に就いて欲しかったようです。ですが、父が生涯をかけて築き上げた“信頼と実績”を引き継ごうと決心し、脱サラし就農しました。やっぱり僕にも農家の血が流れていたんですね。3年前、父が他界したのですが、それまでの期間を父と共に過ごせ農作業できたこと。僕の財産です。」
HARUKA 「お父さんから農法とかを学んだんですね。」
岡元氏 「僕の場合、近すぎて聞けなかったんですよ。だから自分で勉強し、父とは違うやり方をいろいろと試していました。いつも、いつまでも傍にいてくれる。漠然とそんな風に思ってました。今となればもっともっと野菜作りを教えてもらっとけばよかったって後悔してます。だから、ご両親が健在で近くにいらっしゃる方をみたら、羨ましく思えますね。友人たちにも、親が側にいるとウザったいと思うかもしれませんが、いっぱいいろんなこと話しときなよーって、やっぱ言いますもんね。ちょっと一緒にご飯食べるだけでもいいから。」
岡元氏 「僕ら農家は、祖父母や親から受け継いだものに磨きをかけ、次の世代に継承しなければなりません。
今は磨きをかけている最中。
まだ小さいけど自分の子供や同じ想いをもつ人が継いでくれたら、すごく嬉しいなぁ。 生産者が年々減ってきているのはやっぱり寂しいですね。
就農者の高齢化や後継者 問題。それに耕作放棄地問題。
グローバル化に伴うTPPの問題や企業の一次産業へ の参入など…。
これまでにない転換期となっています。
将来の一次産業を希望ある産業とするためにも、農業者自らが立ち上がり、新たな 取り組みから次世代の新たな農業のカタチを見つけ、 その取り組みをもって地域 に貢献する。
そんな、未来へつなぐ農家でありたいですね。
5月に開催した、お野菜栽培ワークショップ『夏野菜を育てよう!』。普段、農業を体験したことのない親子に参加していただきました。自分で育てた野菜ってのは、すごく美味しいんです!それを伝えたくて。我が子も初めて農作業を体験しました。作業している姿を見てビックリ!僕より上手で…(爆笑)。」
HARUKA 「子供さんも農家の血を引いてるんですね~( *´艸`)。
でも本当、こういった体験で土に触れるのが楽しいって思ってもらえることが一番ですよね♪」
◆トマト、バジル、なす、枝豆、ゴーヤ、キュウリたちが元気に育っていました♪
―子供たちが育てた野菜たちを使って夏休みの楽しそうな計画を企画中♪-
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“おいしいは、しあわせのはじまり。”
わたしたちは単に野菜を生産し販売している訳ではありません。
毎日の食卓で「おいしい」と感じてもらえる「感動」や「価値」を届けています。
独自の栽培理論に月の満ち欠けなど自然の動きから得たヒントを取り入れた「おかもと農法」の確立を目指し、日々研究と開発を重ねています。
安心・安全は当たり前のこと。栽培へのこだわりはもちろんですが、生産者だからこそできる取り組みを通して、新しい農業スタイルを確立してゆきたいと思います。
私たちの取り組みを通して、農業の楽しさやこれからの生産者の在り方など、発信してゆきます。
・好きなことは〝農作業と子供と遊ぶこと″
話の途中で「おかあさんと一緒」の前うたのおねえさんのたくみお姉さんの話になったり、なんだか話の中でこども愛が伝わってきた♡
・苦手な食べ物は〝生姜″
でも今年から生姜の栽培も始めたんだとか。愛情込めて自分で作った生姜できっと生姜嫌いはなくなりますね♪
・苦手なこと〝運転″
これはけっこー意外!!バンバン乗り回してそうだから(笑) すぐ眠くなっちゃうから遠出の時は相当気合い入れるんだとか。揺られてもおなか一杯でも眠くなるって子供と一緒みたぃ( *´艸`)
おかもと自然薯農園で生産される自然薯、すべての野菜はHPからのお問い合わせで購入することが可能です。
その他、”クックパッド産地直送便”や”宮丸商店”、”HARTYながやま各店”、”ニシムタ五十市店”でも購入可能です。
納品状況やワークショップ情報など、おかもと自然署農園のHPやFacebookページをご覧ください。
おかもと自然薯農園 http://okamoto-jinenjyo-farm.com
生で食べれちゃうかぼちゃ『コリンキー』
中まで色鮮やかな『黄金株』
花瓶に添えたくなるような葉もいきいきした『ミニ人参』
コリンキーは、岡元さんに教えてもらったオリーブオイルとお塩での和え物と梅肉しそ、ごま油醤油じゃこの3種もり♪
コリンキーを薄くスライスしてカラフルトマトとチーズでサラダに♪
黄金株とミニ人参は夏野菜とグリルして焼き野菜のオレンジマリネ(*´ω`*))
やっぱり創りての顔を思い浮かべながら食べるごはんは『いただきます』
に力が入る。
今日も″ありがとう”の想いを込めた『いただきます』がいえることに感謝です♡
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さぁ!次のリレーバトンが渡った先は 肥育農家 松山 龍二さんです(#^.^#)
どんなお話が聞けるのやら♪
多分、あっついトークで梅雨のむんむんした空気もふっ飛ばしちゃってくれそうです♪