本格焼酎の蔵元として、昔ながらの手造り麹、味がまろやかになると言われている甕壺仕込みの技法を用いて本格芋焼酎・本格玄米焼酎を製造しています。
小学校2年生のとき、杜氏として大浦酒造を支えていた 父 勇作さんが37歳という若さで病気を煩い亡くなったそうです。
大浦酒造はしばらく休造の時期もありましたが、平成20年、乙房町の森の駅エムズガーデンオープンの際、水が綺麗で環境の良い場所ということもあり縁あって、蔵を移転し製造を再開しました。
それから7年大浦さんが社長として就任したのは、39歳のときでした。
もともとやっていた仏道と通づる部分が多かったと言います。
美味しいものを飲んでもらえるように。
あまりにも邪念をだそうとすると奥さんに直ぐに抑えられます(笑)
笑いながら冗談まじりの言葉に大浦さんの優しさや懐の深さが感じられます。
自分の中にゆるがない何かをもって作っているのが伝わり尊敬しています。」
結婚の決め手は、職人として焼酎に向き合う姿
櫂入れをしている後ろ姿だそう。
調子に乗ったら困るから絶対本人には言いません(笑)と梨絵さん。
時には死滅させてしまうリスクもあるので、温度管理が一番重要です。
特に甕壺でつくっているので、蔵にはりついて夜中まで温度管理をしていたことも。
発酵により温度が上がったり下がったりするので、冷やしてあげたり温めてあげたり。
我が子のようのに目をかけ手をかけて大事に育てていきます。
亡き父の意思を継ぎ、全国でも珍しい玄米焼酎を伝えたい
大浦酒造の代表銘柄「みやこざくら」と「玄米焼酎」。
父が亡くなる前、大浦酒造の看板にしたいと力をいれていたのが玄米焼酎。
大浦さんは、父の思いを引き継ぎこの玄米焼酎の開発に力を注ぎます。
2020年には、商品化し新商品として発売を予定しています。
大浦さんは力強く語ります。
現在110年余りも続く大浦酒造。
「小さい蔵だからこそできる焼酎造りで息子の代まで繋いでいきたですね。」
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