安藤酒店キャンプ専用焼酎プロジェクト

【野外で気軽に楽しむ本格焼酎をつくる】

「“お酒は心を豊かにする”自分が感じた感動をたくさんの方に伝えたい！」
その想い一心に３代目として酒屋を営む安藤さんご夫婦。
扱うお酒ひとつひとつに蔵元の物語があり、それを手にしたお客様にもまた新たな物語が生まれる、そんなことを考えながら今日も店先にのれんを揚げています。

安藤酒店がある都城市は、古くからの焼酎や味噌・醤油などの発酵文化が盛んで老舗と呼ばれる蔵がまちの産業を支えています。

ただ、近年はチューハイや洋酒などの勢いに押されて焼酎離れが進んでしまっている現状があり、どうしたら少しでも多くの方に焼酎の魅力を伝えられるかをずっと考えていました。

気軽におしゃれに本格焼酎を楽しむためにどうしたらいいだろうか・・・・・

そんな中、たどり着いたのが野外での「キャンプ専用焼酎」でした。

もともと「野外で味わうお酒と食は格別！」と事あるごとにご夫婦や友人とお庭や自然の中でまったりと焼酎を楽しむのが大好きな安藤さんご夫婦。
ここ数年のキャンプブームもあり、野外で食事をする人々も増えており、より野外食を美味しく楽しめる焼酎を自分たちでつくりたい！と安藤酒店オリジナルの“キャンプ専用焼酎”を商品開発することにしました。

「唯一無二の本格焼酎を。」

焼酎メーカーとしては決して大きな酒蔵ではありませんが、小規模だからこそできる徹底したモノづくりをしている都城市の大浦酒造に製造を依頼。
作業は全て手作業の後に、全量甕仕込みで、工程ひとつひとつ一切の妥協を捨てず、独自性の高い焼酎を生み出す大浦酒造の大浦さんのつくる焼酎に惚れ込んだ安藤さんは「焼酎は人を繋ぐ酒、縁起酒。だからこそ大浦酒造とつくりたい」と想いを伝えました。