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急な雷から身を守ろう!!

都城は連日のように急な大雨と雷。

朝は晴れて良い天気だったのに、午後になったら天気が急変して突然の雷雨に・・・
外出中に雷が鳴るととても怖く、また、子どもだけで外出していたら・・
とても心配ですよね。

 

この天気の急変の原因は、「積乱雲」(せきらんうん)という雲。

発達した積乱雲は、30分から1時間であっという間に天気が変わり、時に「急な大雨」「雷」「ひょう」「竜巻」などの激しい現象を引き起こし、これらによって毎年のように死傷事故が起きているそうです。

しかし、これらの事故は、ちょっとした心がけと行動で防ぐことができますので、是非、参考にしてください。

 

〜積乱雲が近づくサインを見逃さない〜

 

成長しつつある積乱雲

成長しつつある積乱雲(気象庁ホームページより)

 

夏によく見られるもくもくと高い大きな雲は「積乱雲」といいます。

遠くにある積乱雲は、太陽に照らされると白く輝いて見えます。

 

積乱雲の底

積乱雲の底(気象庁ホームページより)

背が高く分厚い積乱雲が近づくと、太陽の光をさえぎるため、下から見ると真っ黒な雲に見え、空は暗くなり不気味な感じがします。

 

夏の空の気持ちのよい真っ白な雲と、雷雨をもたらすあの真っ黒な大きな雲は同じ積乱雲なのですね!

 

積乱雲が近づくサイン

真っ黒い雲が近づいてきた雷の音が聞こえてきた

真っ黒い雲が近づいてきた        雷の音が聞こえてきた

急に冷たい風が吹いてきた

急に冷たい風が吹いてきた

 

このような変化を感じたら、積乱雲が近づいているサインです。
まもなく、雷の音が聞こえたり、大粒の雨が降り出します。

 

出典:気象庁ホームページ(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p8.html

急な大雨や雷・竜巻から身を守るために〜積乱雲が近づくサインを見逃さない〜

 

〜雷から身を守ろう!!〜

落雷のようす

落雷の様子(気象庁ホームページより)

 

Q. ピカッと雷が光って1.2.3.4.5.6.7.8.9.10ゴロゴロッ!!
音がするまで時間があるからまだ遠いから大丈夫!??

A. 間違った知識です!!

今聞いた雷の音が遠いところで聞こえた気がしたとしても、次の落雷は10kmくらいの範囲のどこで起きてもおかしくない!

雷の音が聞こえたらそこはもう危険地帯!!

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Q. メガネやアクセサリーなど金属を身につけていないから大丈夫!!??

A. 間違った知識です!!

雷とに金属を身につけているかどうかは関係ない!!

 

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Q. 木の下で雨宿りしたほうが良い??

A. 間違った知識です!!
外にいるときに雷雨にあったら木の下で雨宿りはとても危険!!

雷は高いところに落ちます。
しかし、木よりも人間のほうが電気が流れやすいため、木に落ちた雷が人間に移るそうです。

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落雷による死者が出る事故も毎年のように起きています。

雷が聞こえたら、それがどんなに遠くで鳴っていても、しっかりとした建物や自動車などに避難する

※雷からの避難場所として、基本的に建物内は安全ですが、公園などにある休憩用の簡易な建物や木造小屋の軒先などは危険です。

 

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Q. 逃げる場所がない所ではどうしたらよい?

保護範囲A. もし、近くに逃げ込む所がない場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところに退避します。

高い木の近くは危険ですので、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。

姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。

雷の活動が止み、20分以上してから安全な空間へ移動します。

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Q. 逃げる場所がない所での基本姿勢は?

A. 万が一逃げ込む所がない時は

1.  両足を揃えて膝を充分に折って上半身は前かがみになる。

2. 鼓膜が爆風で破れないよう、両親指で耳の穴をふさぎ、残の指で頭を抱え下げる。

(地面に腹ばいになるのは、近くの地面への落雷電流により、心室細動(心停止)の危険性がある。)

3. 雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動する。

しかし、嵐の中でこのような姿勢をとるのは、恐怖をともない現実的にはとても難しいです。

周りの構造物に逃げ込む、車の中に入る、山であれば尾根から谷に移動するなどの行動をまず考えましょう

(雷から身を守るには ― 安全対策Q&A ― :日本大気電気学会 から引用)

雷から身を守る方法について。
大切なこと。是非、家族でご覧になり、家族で話し合ってみてくださいね☆

 

 

 

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