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映画『しゃぼん玉』

HARUKA

何よりも大好きなこと“食べること” ・ “作ること”。 おいしいものがあれば、Happyになる*みんな笑顔になる*大事に育てられた野菜も果物もお肉も魚もすべてがご馳走。美味しいものをこれからどんどん紹介させてくださいね★

直木賞作家・乃南アサのベストセラー小説 林遣都氏×市原悦子氏 『しゃぼん玉』

 

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宮崎県北部に位置する山深く自然の神に守られた美しい椎葉村を舞台にした映画『しゃぼん玉』の鑑賞・舞台挨拶に行ってきました。

 

3月4・5日と宮崎県内の4劇場を東監督と林さんが舞台挨拶に来られるとあって、どの劇場も大満員!

私の行ったシネポート(都城)も立ち見が出るほど!

生憎の雨でしたが映画館の扉が開く朝9時頃には、14時上映のチケットを求めてたくさんの方が来場していました。

 

ずらりと長蛇の列ができた待合の廊下でも、待っている人はみんな

映画を楽しみにしているようで、パンフを見たり、出演者の話をしたり

わくわくした和やかな空気が溢れていました( *´艸`)

 

罪を犯し生きてきた無軌道な若者が出会った

ばぁちゃんと椎葉の人々の温もりに

緩いでいく若者の心姿は

人の弱さ・強さ そして何より温かさをみせてくれました。

 

豊かな水を吸った山々の木々が創り出す朝靄越しの雲海は

スクリーンで見てもため息が出るほどに美しく、

緑の枝から零れる光と岩山の影が自然の大きさをうつしだし、

ストーリーももちろんですが、シーンの一つ一つが心に残る作品でした。

 

涙をハンカチで抑えながら上映後は、

その後の若者とばぁちゃんと村の人々の暮らしを想像して

ずっとずっとここで一緒にいられますように

ばぁちゃんと晩酌しながら夕食を食べていますように

と私にとって作り物ではなく実在する人々のように思えました。

 

 

〝これからが、これまでを変えていく″

その言葉が意味するものを

是非多くの方にこの作品を観ていただいてそれぞれに感じとって頂きたいです。

 

「ふるさとを好きになれば人は優しくなれる」

私の好きな椎茸農家さんが言った言葉です。

 

心のふるさとはどんなに田舎であったって

逆に都会であったって

心安らぐ場所

傷を癒してくれる場所

自分を待っていてくれる人がいる場所

そんな恵みのふるさとをちゃんと心に持っていれば人は優しくなれる

 

そんなふるさとを私たちもつくっていきたいものです。

 

 

しゃぼん玉公式サイト  http://shabondama.jp/

Facebook  https://www.facebook.com/shabondamamovie/

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