作ることが大好きなわたしはお茶やお菓子はお家でも楽しめる。
だからcafeは人との待ち合わせや打ち合わせスペースのようなものだった。。。。
でもね、ここ『Breeze Garden House』(ブリーズガーデン)はわたしの価値観をおもいっきりひっくり返してくれた。
〝この場所が好き”・〝ここで流れる時間を静かに楽しみたい”・〝この人の入れてくれるお茶とお菓子で休日を満たしたい”と思わせてくれるそんな素敵なcafeのご紹介です♡
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大通りの喧騒から離れ、静かなまっすぐな道を進むとcafeの看板が
ふとその方向をみるとそこは、不思議の国のアリスの絵本から飛び出してきたような英国風の素敵な建物を発見♡
店内に入る前からなんだろう このわくわく感♡
赤レンガの階段を一歩ずつ上がる 夢の国の入り口のような扉をあけると目に入ってくるものすべてに誰もが胸を高められずにはいられなぃ
普段シンプルなものが好きなわたしでも一瞬で虜になる♡
ここBreeze Garden House は10年前にもともと都城出身だったご主人と奥様が脱サラで大阪より帰省してから始めたcafeだそうです。
『素敵に歳をとりたい』と大好きなモノに囲まれながら楽しい時間を過ごすためにつくったこのcafe
店主 山本 俊充さんと奥さんの丸美さんはその言葉通り、素敵に歳を重ねられているとお話を通して感じました。
吹き抜けの天井の扉にはステンドグラスが取り付けられていてそこから差し込む光がキラキラとアンティークな家具や食器たちに輝きを与えていて陶器なのにいろいろな表情を見せてくれるの。
もともと焼き物や漆などの和の骨董品が好きだった俊光さんとよく大阪のアンティークフェアに出かけているうちに洋のアンティークの良さに目覚めた丸美さんが中でも惚れ込んだのが英国風だったそうです。
店内には丸美さんが選んだアンティークの食器や小物がバランスの良い無造作感を保ちながら溶け込みつつもその存在感を現しています。
ぬくもりのある木のテーブル席に深く腰を下ろし、ゆっくりとポットを傾ける
ティーカップに薫り高い琥珀色の紅茶を注ぎこむと心のどこかほっとする場所が同じ速さで満たされていきます。
入り口横にあるショーケースの中には、美味しそうなケーキが並べられ注文せずにはいられません♪(≧▽≦)
今日はパンプキンチーズケーキとシナモントースト♪
運ばれてきたケーキには丸美さんが育てられたかわいらしいお花が添えられていました♡
お店には6種類のケーキがあり、特におすすめなのが、このパンプキンチーズケーキとアップルタルトだそうです。
アップルタルトは、紅玉が旬の時期に1年分シナモンと砂糖などでシロップ漬けするそうです(#^.^#)
ランチではトマトソースからじっくり時間をかけて作ったパスタもあるそうで今度はランチタイムに行ってみよう♪
あと英国式cafeといったら絶対食べたいのが…
このシルエットなんでしょうか(#^.^#)??
そぅ!!アフタヌーンティースタンド♡♡♡
ケーキにスコーン、サンドイッチ♪♪♪
ちょっと贅沢にお姫様になった気持ち(*^ω^*)
ちなみにお茶や珈琲は俊光さんが、お料理は丸美さんが担当されているそうです。
なんでも、「役割分担をすること」がお互いに口をださずいいんだとか(*^▽^*)♪
はじめは、〝お茶だったら出せるかな”と軽い気持ちで取り掛かったもののやっぱりそう簡単なものではなく大阪の英国式カフェの喫茶学校でお茶の入れ方やケーキ、サンドイッチの作り方を学んだり、自分たちらしいcafeをつくるために試行錯誤されたそうです。
『自分たちで生み出すこと』が大好きというお二人は、なるべく自分たちで作り上げたいと家族や友人に手伝ってもらいながら自分たちでこんなに素敵なお庭を作ったそうです。
レンガのアートはご主人が今3個目を製作中☆
ガーデニングが大好きな丸美さんが植えた木やお花たちは愛情をたっぷりそそがれ見た人が優しい気持ちになる花を咲かせています♡
少しずつ変化するお庭もまた常連さんの楽しみのひとつですね♪
どこを撮っても絵になるポイントがいっぱいでシャッターの音が止まりません☆
〝こだわりを持つと崩せなくなる”と時間をかけても来た人に来てよかったと喜んでもらえるようにとお料理や空間づくりにも手を抜かないお二人。
何よりも大事にしていることは、〝その日その日を楽しむこと”
お話し好きの俊美さんと丸美さんは初めてお会いしたのにすっごくあたたかい方でご夫婦のやりとりもまた素敵♡
このお店をしていてよかったことをお聞きしたらすぐ出てきた言葉が「30年わからなかった妻のことがよくわかるようになったこと」とにこにこ顔の俊光さん。
ね、なんかこの言葉に愛を感じちゃぅ(≧▽≦)♡
「このcafeが好きで足を運んでくれる人は、同じような価値観を持っている方が多いから人とのつながりが面白い。三重県からも来てくれる方もいて広がりからまた新たな発見がある。」と楽しそうに語るご夫婦の笑顔。
お知り合いの高崎町の画家に描いていただいた絵の名刺や作曲家につくっていただいたBreeze Garden Houseのテーマソングを聴かせていただきました。
お二人のお話はまるで宝物の話をするようでこちらまでわくわくさせてくれます。
そう、きっとここ『Breeze Garden House』はお二人の大切な大切な宝物~
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Breeze Garden House
〒885-0001 宮崎県都城市金田町3296
TEL:0986-38-5200
OPEN:11:30~18:00
定休日:月・火曜日