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郷土料理から伝えていきたいこと

MISa

楽しいこと、オモシロイこと、食べること 都城らへんの人・モノ・コトを私目線でご紹介します。

ポカポカ陽気に包まれて車を走らせる

色とりどりのカラフルな可愛い花たちに

心が躍る

 

・・・

庄内にある『もちなが邸』

ずっと気になっていて行きたかったこの場所に

今日のタイミングで伺うことができた

 

 

都城市庄内町の中心であり、

築100年以上の名家の邸宅であった『持永邸』が取り壊されるということで

立ち上がったのが、オーナーの蒲生芳子さんだ

 

 

 

 

『地産地消・身土不二』

 

『NPO法人手仕事舎そうあい』理事長

『町家カフェもちなが邸』オーナー

 荘内商工会女性部長

 ネットワーク『豆米くらぶ』

幅広く活躍する芳子さんだが、その中心には

 

ここにある 『自然の恵みに感謝』

『ココロとカラダ』を大切にする

『地産地消・身土不二』の想いで活動を続けられている

 

 

 

食べる人を想い、丁寧にだしを取る

 

添加物は一切使わず素材の味を活かしたお料理

カラダに良い

だけではなく

椿の花やふきのとうの天ぷら、メインの添え物には黄色い可愛い菜の花・・

遊びをきかせながらも、目にも口にも嬉しい

五感に響くお料理だ

 

 

〜 町家 お昼御膳 1,000円 〜

 

 

昔はどこの家にも椿の花が植えられていて

花を観賞するだけではなく、

実で油をとり椿油にしたり

花はお料理に使ったり・・(肥後椿より藪椿の方が美味しいそうだ♩)

子供達は花の蜜をちゅーちゅーと吸ったり、おままごとに使ったり

家庭になくてはならい樹木だった椿

 

 

身近にあるものを余すことなく大切に使うことが

親から子へ自然に受け継がれていたのだ

 

伝えていきたい想い

 

 

芳子さんの活動は、昔は当たり前に大切にされていたことを

今を生きる人々にも伝える・つなぐ活動

 

今の時代だからこそ、伝えて行く人がいなければ

昔はそうだった・・・ で終わってしまう

 

 

郷土料理も然り

大切な想いを『今』

楽しい体験・思い出とともに

受け継ぎ、次世代へと繋いでいく

 

 

 


 

 

お庭を拝見させていただくと

デザートの八朔のシロップ漬けの残った皮の部分が

お日様の光をうけ、キラキラと輝いていた

 

 

『おひとつどうぞ』と義娘のゆかさんの一言に目を輝かせる

ほんのり甘くて優しい苦味が口の中に広がる

 

 

もちなが邸のお庭では、時折

お昼御膳に並ぶ、野草や干したお野菜・果物達に出逢えるだろう

 

 

 

天気の良い日には、御膳を待つ間

お庭を是非覗いてみてほしい

 

 

ここ(都城)には、遠くへ行かなくても色とりどりの

四季を感じ、自然の恵みを味わうことができる。

 

そんな場所がある。

 

愛情込めて作られた郷土料理は、思い出と共に記憶に蘇る。

残していきたい、伝えていきたい『ふるさとの味』がそこにはある。

 

 

 

都城市パンフレット『ただいま わたしん地』

取材協力:町家カフェ もちなが邸 蒲生芳子氏

写真:里見広子写真事務所

動画:ビィハピ × trimgraph

記事:MISa

郷土料理ページ:https://behappiness.jp/local-cuisine

町家カフェ もちなが邸

住所|Address 都城市庄内町12625
電話|Tel 0986-37-0002
営業時間|Hours 10:00~15:00
休日|Holiday 毎週火曜、水曜
ホームページ|web http://mochinagasoai.com/
ビィハピより一言 懐かしくもあたたかい、美味しいお料理がいただける素敵な場所です

※情報が変更になっている場合があります。

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